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夢幻泡影(むげんほうよう)
夢幻泡影(むげんほうよう) この言葉は、『金剛経』の一節から生まれました。「一切有為の法は、夢幻泡影のごとく、露のごとく、また電のごとし」──世のすべての現象は、夢や幻、泡や影のように儚く、やがて消え去る。 その感覚は、まるでRUSHがもたらす一瞬の陶酔。高まり、酩酊し、現実がぼやけるほどの快楽──しかし、それは永遠ではなく、指の隙間から零れ落ちる泡のように静かに消えていく。 まるで、一夜の激情のあと。灯りが消え、熱が薄れゆく中で、記憶だけがまだ熱を帯びている。その絢爛は一瞬でしかないと知りながら、人は甘く溺れてしまう。 私たちは、その刹那のために、すべてを捧げてもいいと思う。それが「夢幻泡影」。その儚さごと、美しさごと、抱きしめたくなる。